DJI NEO

DJI Neo – この手から舞い広がる、新たな創造性 – DJI

DJI社から最新モデル「DJI NEO」が発売されました。「DJI NEO」は、Vlog撮影向けの手のひらサイズドローンとして、革新的な高性能ドローンである一方、飛行には適切なルールと注意が必要です。安全かつ快適に使用するために、以下の点を確認しましょう。

DJI NEOの魅力

高度な自動飛行システム
複雑な操作を不要にし、直感的な操縦が可能です。自動追尾機能は、被写体を追跡して、常に被写体に焦点を合わせます。また、障害物回避機能により、安全かつスムーズな飛行が可能です。

高解像度カメラ搭載
4K映像の撮影が可能で、空から美しい映像や写真を簡単に撮影することができます。また、操縦操作は不要で飛行、撮影することも出来ます。

飛行時のルールと注意点

DJI NEOは高性能で手軽なドローンでありますが、日本で飛行させるには、日本の法令を遵守することが大切です。安全かつ快適に使用するために、以下の点を確認しましょう。

機体登録の実施
機体重量135gのため、トイドローンではなく登録が必要なドローン(無人航空機)になります。屋外で飛行させる前に機体登録が必要です。

飛行区域の確認
国の重要施設や空港周辺など、飛行禁止区域での飛行は違法となります。また、公園など公共の場での飛行は事前に管理者の許可が必要となります。事前に確認を行い、適切に使用しましょう。

飛行許可・承認の申請
「DJI NEO」の特徴を生かすには、特定飛行の飛行許可・承認の申請が必要になります。少なくとも特定飛行の目視外飛行は必要です。人又は物件との距離30m以内の許可もあるとより良いです。

但し、DJIが宣伝するような操縦者なし、プロポなしでの手のひら飛行や自動追尾機能は、航空法に抵触するため飛行許可・承認の申請が下りません。

航空法に抵触せずに飛行させるためには、
①最初からプロポと接続状態で、手のひら飛行などの自動飛行を行う。この場合、プロポによる操作介入が可能のため、航空法に違反しない。飛行許可承認申請も取れる。
②プロポと接続状態せずに自動飛行させると、途中からの操作介入が出来ず航空法に抵触する。
③尚、NEOは、障害物回避に対応していないので自動操縦は、より一層の注意が必要です。

飛行計画の通報と飛行日誌
「DJI NEO」は、ドローン(無人航空機)となりますので、飛行日誌の記載と携行は必須となります。また、飛行計画の通報も必要です。気軽に飛ばせるドローンですが、違法行為とならないように注意が必要です。

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